伊勢谷の出口戦略 ピエール瀧同様「執行猶予中に復帰」も
大御所が憤慨…それでも繰り返す芸能界と薬物の切れない関係
芸能界に衝撃が走った伊勢谷友介容疑者(44)の大麻事件――。とどまるところを知らない芸能界の薬物禍に、重鎮たちが厳しい声を上げている。ご意見番としても知られる和田アキ子(70)は「ふざけるなばか野郎、しゃべるのも嫌」と憮然としつつ、「こんだけ捕まったり、仕事なくしたり違約金払ったりして、分かっているはずなのに、なんで」とラジオで訴えた。
俳優の梅沢富美男(69)はテレビでこう言った。
「何回おれが言ったか。おまえら本当いい加減にしろよ。(薬物に手を染める)芸能人の連中。一般社会で考えてごらん、会社だって薬物やったら戻れないよ。薬物やったら芸能界にはもう戻さないし、使わない。これからはね、ドラマでもテレビでも映画でも舞台でもいいんだ、出演者は全部検査する。薬物やったら、即芸能人は使わない。そうしなかったら抑止力にならないよ」
こうした一方、女優の吉永小百合(75)は映画「いのちの停車場」(成島出監督)の会見で、共演した伊勢谷容疑者についてこう言った。
「とても残念な思いでいます。(事件は)事実がちょっと分からない部分もあるのですが、何とか乗り越えて、また撮影の現場に戻ってきてほしい」