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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

紺野ぶるまがこだわる エロと似て非なる下ネタへの誇り

公開日: 更新日:

「後ろからまくって差すのが好きなんで、全然へっちゃらです」(紺野ぶるま/テレビ朝日「フリースタイルティーチャー」7月6日放送)

 芸人がフリースタイルバトルで対戦する「芸人界最強ラッパー決定戦」。以前の総当たり戦で優勝経験のある紺野ぶるま(34)はシードされ、2回戦から登場し、とろサーモン久保田と対戦した。1本目を先取され、追い詰められたぶるまが下ネタを絡めて言った言葉を今週は取り上げたい。

 その宣言通り「AV出てもいいけど まだまだいるよ 明日花キララ」「おまえマスかきながら見てるんだろ 紗倉まな」などと美しい下ネタラップで勝利した。

 紺野ぶるまといえば、何でも「ちんこ」で解く「ちんこ謎かけ」が有名だ。このネタは、くすぶっていたころに出演した謎かけライブで生まれた。とにかく数多くの謎かけをする「低クオリティーハイスピード謎かけ」に挑戦。ぶるまは最初に出された「ハンガー」というお題にハンガーといえば「かける」。かけるといえば「ちんこ」と思いついてしまったのだ。

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