鶴光もラジオのエロネタ封印危機…ピンク・レディーの“不適切な替え歌”ニッポン放送謝罪の波紋
「鶴光といえば、『オールナイトニッポン』の“この歌はこんなふうに聞こえる”コーナーの昔から、エロネタがおはこでした。放送から3カ月後に謝罪を発表したということは、どこからかなんらかのクレームが入ったことが推察されます。ちなみに、もともとピンク・レディーは、映像使用などの著作権管理が厳しいことでも有名でしたが……」
■ラジオもコンプラ重視の傾向に
ともあれ、テレビに比べ、ややユルくて、聴く人に近いことがウリのラジオだったが、こうして“不適切なもの”が徹底排除されるコンプラ重視の傾向は、避けて通れないようだ。
今から20年以上前、ミュージシャンの故・忌野清志郎さん(享年58)は、「THE TIMERS」の楽曲「ロックン仁義」の間奏の語りでこう叫んだ。
「冗談のひとつも言えねぇ 好きな歌さえ歌えねぇ 替え歌のひとつにもいちいち目くじらを立てる いやな世の中になっちまったもんでござんすねぇ……」
清志郎さんの歌は、今の時代を予言していたかのようだ。時代の変化は仕方がないのかもしれないが、鶴光師匠が下ネタを封印するような事態は避けてほしいものだ。