医師も推奨 牛乳パックはノロウイルス看病の“最大の武器”

公開日: 更新日:

 ノロウイルスは、例年より速いペースで感染者が拡大。ノロで受診した人はすでに昨シーズンの2倍に上る。年末には、有名ブランド、ブルガリのレストランが一時閉鎖に追い込まれている。

 Aさん(43)は、夜中に猛烈な吐き気で目が覚めてトイレに急いだが、間に合わず廊下に吐いてしまった。夫の異変に気づいた妻(42)が汚物を処理。その後も、30分~1時間おきに嘔吐(おうと)を繰り返し、胃は空っぽに。次第に40度の熱も出てきて、一睡もできないばかりか、吐き気で水さえ飲めない。ボロボロになって妻に付き添われて受診すると、ノロだったという。

 厄介なのは、その日の晩、看病で手などに付着したノロを吸い込んだのか、妻が2次感染したこと。その後は、子供にも“飛び火”して、とんだ1週間だったという。

 ノロが怖いのは、家族や周りで看病した人に次々と感染しやすいこと。そこで、感染ストップに役立つアイテムが牛乳パックだという。

 聖路加国際病院内科名誉医長で、「西崎クリニック」院長の西崎統氏が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か