腸<下>お風呂で行うワンランク上の「腸ストレッチ」消化器内科の名医が教える

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「実は、脳は腸が進化してできた臓器で、人の腸は脳と約200本の神経でつながっているといわれています。その関係で腸の運動が悪化して腹部膨満感や排便障害などが出現すると、脳へも不快感が伝達されるのです。このような関係を『脳腸相関』といいます。ですから、腸が正常に動いていれば、脳への不快感もなく、また寿命も長くなって体も元気なのです」

 腹部膨満感を解消(排ガスを促す)する効果的な方法には、松生院長が考案し、患者にも指導している「腸ストレッチ」という方法がある。基本的なストレッチは次の4パターンだ。

①左向きに寝そべり、右脇腹を右手のひらで下側へプッシュする。

②あおむけになり、右手を右側腹部から左側腹部へプッシュしながら移行する。

③右向きに寝そべり、左脇腹を左手のひらで斜め下にプッシュする。

④うつぶせになり深呼吸(腹式呼吸)する。

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