腸<下>お風呂で行うワンランク上の「腸ストレッチ」消化器内科の名医が教える
「入浴時に腸ストレッチと併用するとさらに効果が高まるのが、エッセンシャルオイル(精油)を使うアロマバスです。ぬるめの湯に漬かるだけでも副交感神経の働きが促進されますが、そこにハーブの芳香成分が凝縮されたアロマで心地良い香りをたてると、アロマセラピー効果でさらに副交感神経の働きが高まり、腸がリラックスします」
■仕上げは「お尻歩き」
アロマバスで使うエッセンシャルオイルとしては、「ラベンダー」「カモミール」「ネロリ」「ミント」などがおすすめ。エッセンシャルオイルを湯船に入れるときは、キャリアオイル(希釈用のオイル)に溶かしてから使う。キャリアオイルには、「オリーブオイル」「ホホバオイル」「アーモンドオイル」などがある。
基本の腸ストレッチ(4パターン)の後に行うと、さらに排ガスにつながるのが「お尻歩き」だ。足を伸ばして床に座り、腹式呼吸をしながら、腰をひねり、お尻を左右に動かしながら前進する。スペースがない場合は、ある程度進んだら、後ろに進む。腹圧が上がり、大腸を動かす刺激になり、より排ガスが促進されるという。