若い糖尿病患者は「逆行性射精障害」に注意…男性不妊の原因に

公開日: 更新日:

「セックスの回数が多すぎると体に毒というのは、性行動が旺盛だとそのことばかりに熱中しすぎて日常生活がおざなりになったり、ホルモンのバランスが崩れる恐れがあるのを防ぐために言っているのであって、『何回以上精液を出すと体に悪い』というエビデンスがあるわけではありません。逆に中高年でも適度な頻度で精液を出すことは、筋肉や骨格づくりや決断力を促すなどの働きがある男性ホルモンのテストステロンの増加につながりますし、ストレス解消にもなります。高い射精頻度は前立腺がんの低下と関係するという報告もあります。そもそも逆行性射精障害は精液を体外に出さないとはいえ、射精はしているわけで、それは通常の射精と同じ。体力の温存につながるわけではありません」

■交感神経の切り替えがうまくいかずに起こる

 逆行性射精障害の原因は、逆流を防ぐために塞がるはずの膀胱の一部が開きっぱなしになるからで、脊椎損傷や前立腺や大腸など骨盤内の手術で神経が障害されたり、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に用いられる薬の副作用などとして現れる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差