【クリニカルパス】手術での「抗菌薬の適正使用」が進んだ大きな要因
クリニカルパスは、手術の術式ごとにそれぞれの病院で作成していることが多く、「この術式では手術前後でどの種類の抗菌薬をどれだけの期間投与するのか」を事前に決めているのです。また、クリニカルパスには、患者さんが入院されてからの治療や検査の予定以外にも、看護師のケア、薬剤師や栄養士による指導計画なども記してあります。
このように事前に詳しく予定を立てておくことで、“抜け”を防止することができますし、クリニカルパスを患者さんにお渡しすることで、患者さん自身も安心して治療や検査を受けることが可能となるのです。