大内延介は名人位を逃した一手の直後「ばかな」と呻いた
6月に75歳で亡くなった大内延介九段の一世一代の大勝負が、中原誠名人に挑戦した1975年の名人戦だった。
名人戦で3連覇していた中原は、大河のような棋風から「自然流」と呼ばれた。一方、名人戦に初登場した大内は、豪快な棋風から「怒濤流」と呼ばれた。
戦前の予想では…
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