【続・スパイと人生】「死後に国家に奉仕した男」の物語
先週「007」シリーズを取り上げたら、「スパイ愛」に火がついてしまった。で、今週もそちら方面の話題。
筑摩書房が半世紀ほど前に手がけたノンフィクションの素晴らしいシリーズの中で、私が馴染んでいるのは70年代の前半に出た、全24巻の「ノンフィクション全集」である。
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