<28>小説「リリーちゃんとお幸せに」で新人文学賞を受賞
小説家としての牛次郎には大きなハンディキャップがあった。漫画の原作者として高い知名度があり、成功を収めていたことだ。単なる新人作家としては見られなかった。
■色眼鏡で見られたデビュー
「漫画で、ものすごいカネを稼いでいるってのがバレてたからね。みんな色眼鏡で見るわけ…
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