「僕は絵描きだから絵にすべてを捧げている。あとはどうでもいい」
ピカソと過ごした5年間は学びの連続だった。
「アトリエで絵を描いているピカソの姿は、鬼気迫るものがあった。一心不乱にカンバスと向き合い、全身全霊を捧げる。そして、描き終わると倒れるように床に転がっていた。彼は、いつもゆるゆるのTシャツに、ステテコパンツのような大きなパンツ…
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