欧米にも見劣りしない新国立劇場の舞台 日本のオペラ劇場は世界レベルになった
1965(昭和40)年、23歳の私は「スラブ歌劇」の来日公演でムソルグスキーのオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」を見た。ボリスを演じたのは伝説のバス歌手ミロスラフ・チャンガロビッチ。本来重々しい低音を響かせるバスでありながら、まるでテノール歌手のような滑らかな歌声は、いまでも強烈に覚…
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