遊牧世界を統一した「冒頓単于」愛馬も妻も手にかける狂乱のカリスマ?

写真①は「匈奴」の「冒頓単于」です。世界史の教科書に登場する人物の中でも、読み方の難しいひとりです。それぞれ、「きょうど」「ぼくとつぜんう」と読みます。
冒頓単于は前3世紀~前2世紀の初めにモンゴル高原を統一した英雄です。匈奴は民族名、冒頓が名前、単于とは遊牧君主の称号…
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