谷中・いろは茶屋の巻(下)正太郎気取りで下町を歩いて酒の肴を買った
谷中いろは茶屋の女に会いにきた同心・木村忠吾は一乗寺脇の路地に怪しい人影を見つけ、さすがに役目柄、ぬかりはなく行動する。役宅への連絡もうまくやって、その結果、大いに手柄を立てることになる。
だが、忠吾は素直に喜ぶことができない。すべてを白状する忠吾に長谷川平蔵は胸の底に…
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