「助手席に牛が!」溺愛する牛を改造車にのせた米国男性が話題に
「牛を車の助手席に乗せて走っている男がいる!」
8月30日朝10時ごろ、米ネブラスカ州のノーフォーク警察署に、そう通報があった。
現場に向かった警察官らは「子牛か何か小さなもの、車中に収まる大きさのものだろうと考えていた」(チャド・ライマン同署長)のだが……実際に目にしたものは完全に想定を超えていた。
男性は写真のように、車体右半分の屋根や窓を取っ払った改造車に立派な角を持つ大きな家畜牛を乗せていたのだ。サイドには黄色の鉄の牛柵を取り付けて牛の巨体を支えていた。
警察官は車を停車させ、職務質問をした。
男性は同州北東の小さな町ニーリーに住むリー・マイヤーさんで、60キロほど離れたノーフォークに行く途中だったという。警察官は、いくつか交通違反を犯していることを告げ、リーさんと牛を自宅に帰らせた。
妻のロンダさんによると、リーさんは8、9年前からこの牛に「ハウディ・ドゥーディ」という名前をつけて溺愛しているという。ニーリーでは牛をこの改造車に乗せて走るリーさんはちょっとした有名人なんだとか。