墨田高札八番「業平橋」の巻 大横川に架かる業平橋の名の由来
在原業平の「東下り」は実際にあった
「業平橋」は池波正太郎さんの短編「敵」に使われている。
「(おれの跡を、だれかがつけて来ている……)
五郎蔵は、そう感じた。
そこで、橋をわたり、すばやく西尾隠岐守下屋敷わきの木立へ飛びこみ、提灯のあかりを吹き消し、業平橋のほうをうかがって見た」
大…
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