世界初!米ワニ公園で真っ白なアリゲーターが孵化「完全にあり得ない」と大興奮
米フロリダ州のワニ公園「ゲーターランド・オーランド」で、白変種(リューシズム)という極めてまれな遺伝子病で、真っ白なアリゲーターが孵化し、話題になっている。
白変種のアリゲーターは、これまでに世界で確認されているものでわずか8例。36年前にルイジアナ州で白変種アリゲーターの巣が発見されて以来のことだという。
これにワニ公園は大興奮! フェイスブックへの投稿でこう書いている。
「これは珍しいなんてものではありません。完全にあり得ないことで、(人工的な環境で孵化したのは)世界で初めてです」
白変種のアリゲーターは極めてまれな遺伝子変異で、色素の減少により皮膚等が白化した個体のこと。メラニンに係わる遺伝情報の欠損により白化した「アルビノ」とは異なるという。
またアルビノと白変種のワニでは目の色が異なり、アルビノはピンク、白変種は鮮やかなブルーだ。
この「超まれで超かわいい」アリゲーターはメスで、体重は96グラム、体長49センチメートル。一緒に生まれたオスの兄弟は通常の色だった。
現在、厳重な監視下で飼育されており、健康に成長すれば来年初めにも兄弟と一緒に公開される予定だという。