主婦パートさんの売り上げは社員顔負けを誇る 「自分が使うなら」の“主婦目線”が好評
家電量販店の平日の昼間はたいていがヒマですね。そして、主婦のパートさんが主力で頑張っています。こんな時間に売れるのかと思いきや、それがナント、1日で何十万円も売り上げるパートさんが何人もいるんですね。
社員顔負けの売り上げですが、一体どのように売るのでしょうか。やはり“主婦目線”というのが武器になっているようです。
まず、肩肘張らずに、ぶっちゃけて良い悪いを言う。それでいて、何げに家電の知識も豊富なんですね。話していて、私も知らないことをいっぱい知っていたりします。
主婦パートさんは「自分が使うならどれにするか」って考えるので、ユーザーとしての立場から家電を斬るのです。冷蔵庫ひとつとってみても男性店員は消費電力量などのデータを延々説明しますが、パートさんは扉の開閉のしやすさや野菜室の使い勝手、調味料収納の位置や広さなどを強調します。
■ママ友つながりで…
あと、ご近所さんのつながりがあるんでしょうね。ママ友つながりとかで来店したり。その紹介で顧客になるとか普通にあります。ご近所さんなので変なものは売れませんし、やっぱりいいものを勧めて、お安く提供するのです。