ガァガァ!ブラジルの刑務所でガチョウが脱獄を監視、番犬より安上がり説
ブラジルのある刑務所が、服役囚の脱走防止のために飼っていた番犬をガチョウに代えて注目を集めている。
話題になっているのは、ブラジル・サンタカタリーナ州フロリアノポリス近くの刑務所。内柵と外壁の間の敷地をガチョウが番人として巡回している。写真はそのひとコマだ。
ガチョウの聴覚は非常に優れていて、奇妙な音を感知するとガァガァと大きな鳴き声を立てて人間の警備員に警告するという。
この刑務所にも、もちろん最先端の検知システムが導入されており、服役囚がそれをかいくぐり脱獄するのはほぼ不可能だ。それでも故障などによるシステムダウンに備えて、バックアップでアナログな検出システムも用意しておく必要がある。通常は看守と番犬がその役を担うが、この施設ではガチョウが導入されているというわけ。
ガチョウは番犬と同じくらい脱走防止の効果があるうえ、維持費が犬より安いという。それにいざとなったら食用にもできる? まあ、犬を食べる文化の地域もありますが。