米国の夫婦がわが子に「マックフルーリー」の愛称をつけたワケ
先日、米ウィスコンシン州で生まれた男児に両親が「マックフルーリー」という愛称をつけた。マクドナルドのスイーツの名前で、砕いたオレオクッキーを混ぜ込んだソフトクリームだが、何でそんな愛称をつけたかというと……。
同州マスキーゴに住むアナリシア・ベックさん(25)は今月11日夜11時ごろから軽い陣痛を感じ始めた。妊娠38週目だったので「まだ大丈夫だろう」と思ったが、間もなく破水。夫のダニエルさんが大急ぎでアナリシアさんを車に乗せて病院に向かった。外では雪が降りしきっていた。
しかし途中で赤ちゃんの頭が出てきて、病院に到着する前に生まれてくるのが確実に。雪が激しくなってきたこともあり、ダニエルさんは近くのマクドナルドの駐車場に車を止め、12日午前3時55分に病院の救急サービスに連絡。妻を後部座席に移動させ、出産に備えた。
そして午前4時12分、病院スタッフが駆けつけた直後にアナリシアさんは男児を出産した。
正式には「マイカ・ダニエル・ベック」と命名したが、吹雪の夜にマクドナルドの駐車場で生まれたことから「マックフルーリー」という愛称で呼んでいるそうだ。