35年で2万個! 米テネシー州の「塩&こしょう入れ」博物館が世界記録を申請しないワケ
卓上用の塩&こしょう入れ。米国ではセットで使うのが一般的なようで、「ソルト&ペッパーシェーカー」と呼ばれているが、そのシェーカーを約2万個も展示している博物館が英通信社SWNSや米FOXニュースで紹介され、話題になっている。
米テネシー州ガトリンバーグにある「ソルト&ペッパーシェーカー博物館」で、兄のアレックス・ラッデンさん(写真1左)と妹のアンドレアさん(同右)が運営している。もともと、考古学者だった母親のアンドレア・シニアさんが2015年に亡くなるまで35年間かけて収集したコレクションだった。
アンドレアさんは1980年ごろ、ペッパーミルが壊れ、新しいミルを探したのをきっかけに、コレクター魂に火が付いた。世界中で買い集めたコレクションは一時6万個にまで達した。