心肺停止のスズメが蘇生法で復活! 小さな命救ったキプロス出身俳優に称賛の喝采
「不幸なプールでの事故」により心停止状態になったスズメが、忍耐強いCPR(心肺蘇生法)によって蘇生し、元気に飛び去る動画が話題になっている。
小さな命を懸命な努力で救ったのは、キプロス出身の俳優コスタキス・コンスタンティノウさん(67)。心配そうに見守る男の子の前で、左手でスズメを持ち、右手の指で心臓を数回圧迫してはマウス・トゥー・マウスでくちばしの中に息を吹き込む。この作業を粘り強く繰り返した。
それを見ていたヤジ馬たちからは「もう死んでる。捨てちまえよ」「無駄、無駄」などと、からかう声や嘲笑が浴びせられたが、コスタキスさんは全く集中を切らさずにCPRを続けた。
そして動画が始まって1分10秒後。スズメは意識を回復し、コスタキスさんの手から元気よく飛び去って行った。
現金なもので、人々の反応は一変。スズメの蘇生を喜び、コスタキスさんを称賛する喝采が湧き起こった。
息子のロランドスさんによると、コスタキスさんは過去に2回、心臓発作を起こした人をCPRで救っているそうで、「適切なタイミングで適切な場所にいる人なんですよ」と語った。
スズメが生き返る瞬間を見たいという人は、ユーチューブで「Costakis Constantinou」を検索してみてください。