陰謀論者やデモ団体はどっちを向いても揉め事ばかり…理解不能な“内ゲバ”まで
陰謀論や反ワクチンのデモは、オリジナルの歌やラップ、楽器演奏もあって、見るからに楽しそう。しかし裏では、理解不能な“内ゲバ”が起きている。
2019年に日本国内で、アメリカの陰謀論集団「Qアノン」のメッセージを翻訳して広める「QAJF」が設立。創価学会のことも批判しているが、ネット上では執行部に対して、「初期メンバーを追い出してQAJFを乗っ取った創価学会の手先」との批判も。
22年初頭に反ワクチン集団「神真都Q会」(連載第5回で紹介)が台頭すると、QAJFは自分たちは無関係とする声明を発表。神真都Qのデモに参加しないよう呼びかけた。
「その背後にDS(ディープステート=影の政府)側の組織が関わっていることも考えられます」
陰謀論者が陰謀論者を陰謀論で殴っている……。
セックス教団「ラエリアン・ムーブメント」(連載第1回)を紹介直後、陰謀論者たちの護憲運動のグループ内で、ラエリアン排除を唱える声が上がり始めた。「“セックス教団”のイメージから運動を守るため」だという。しかしその人物、実は「三浦春馬さんは自殺じゃない」を訴える運動(連載第9回)の暴力的なグループのリーダーだ。世間の評判を気にするなら、そっちの方がまずいのでは?