【神楽坂むすびや】愛情込めて心も満たす40種 食材も握りも徹底
たかがおにぎり、されどおにぎりで、各地に専門店ができていて、地元の人はもちろん、外国人観光客も列をなす。朝の活力に、一仕事終えたランチに、おにぎりで腹ごしらえすれば、ホッとする。さあ、世界に誇るニッポンの国民食で元気を出そう。
「子供たちにおいしいおにぎりを食べさせたい」──そんな思いから8年前に「神楽坂むすびや」をオープンした4児の母・伊東敦子さん。子供たちにおにぎりを作ってあげているうちにその奥深さに目覚め、ついには専門店を始めるまでになった。
開業当時10種類ほどだった具材は、定番の鮭、うめ、おかかのほか、ユニークなゆずマヨチキン、じゃこ生七味、海苔佃煮チーズなどまで加わり約40種類に膨らんだ。初めてだと選ぶのに迷ってしまう。
「私も主人も食べることが大好き。自分たちが食べておいしいと思えるものを加えていったらいつの間にかこんなに増えてしまいました。オススメですか? 全部です」