石丸伸二・安芸高田市長が都知事選出馬表明も…「一番住みたいと思えるまちに」の“公約”はどうなる?
市長就任後に応じた転職サイト「AMBI」(エン・ジャパン運営)のインタビュー記事には、故郷に対する熱い思いをこう語っている。
「安芸高田市を世界で一番住みたいと思えるまちにする。これは使命にも近い」
「人口減少、少子高齢化、そして厳しい財政状況。全国各地で自治体を取り巻く情勢はますます厳しくなっていますが、安芸高田市も例外ではありません。放っておけば、遠くない将来に致命的な状況に陥ってしまうでしょう。今がまちを危機から救う最後のチャンスだと考えています」
政治家としての志は十分、伝わってくる一方で、政策実現に向けた手法はかつて「橋下劇場」と評された橋下徹・元大阪府知事(54)に近いようだ。市議会本会議中に居眠りをしていた議員を「恥を知れ」と批判したり、議員定数を半減する条例改正案(否決)を議会に提出したりして議会側と激しく対立。地元メディアに対する“口撃”的な姿勢も話題となっていたからだ。SNSではこんな冷めた声もある。
《安芸高田市は「世界で一番住みたいと思えるまち」になったのかな。使命とまで言い切っていたが》