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 週刊新潮(2月13日号)によれば、「あそこは古くからある家族経営のところでね。所有するトラックも数台、ドライバーも数人しかいなかったと思う。(中略)道でトラック同士すれ違う時なんかも手を上げてくれる。朗らかな印象の方ですよ」(地元の流通業界関係者)とのこと。

 勤め先とおぼしき事務所には、心情を察して欲しい旨の張り紙が貼られていたという。

 女性セブン(2月20・27日号)ではドライバーの孫の男性が、「ただただショックで……一体、何が起こったのか。現場にも行けていないので、心配しています」と話している。

 知人は、「お孫さんに2人の子供が生まれて、Bさん(ドライバーのこと=筆者注)は“ひいおじいちゃん”になったんです。もともとお孫さん思いのかただったので、ひ孫となれば一層かわいかったんじゃないかな。両手で2人のひ孫の手を引いて、近所をしょっちゅう散歩していました。誰が見ても、幸せな大家族でしたよ」と語る。

 別の知人は、「ただ最近は忙しくしていたようで、夜まで帰ってこない日も増えていました。もともと寡黙な仕事人でしたが、ますます仕事一筋という感じだった。あの年で運転手を続けられるだけでもすごいのに、もしかしたら仕事量を増やしていたのかもしれません。ひ孫たちとも、まだまだ一緒に遊ぶつもりでいるんじゃないかな。一日でも早く、家族のもとに帰してあげてほしい」と話している。

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