著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

世の中は不条理だらけ…経済指標は良好なのに株価が下がるのはナゼ?

公開日: 更新日:

 当然、日本株もそのあおりを受けて、下落することになる。「経済指標が良いと、株価が下がる?」——ちょっと不思議な話である。

 これは「さくら家」の構図とまったく同じ。良ければダメだし、悪ければ良いのである。「ちょっと納得できないな~」

 なぜ、そうなってしまったのか。それは途中に「金利」を挟んでいるからだ。

「良い経済指標→金利上昇→株価下落」

「悪い経済指標→金利低下→株価上昇」

 そういうロジックが動いているのである。特に最近は「金利」に敏感であり、その“顔色”が重要になってきている。

■すべての決定権を握るのは…

 さくら家でいえば、お母さんの“顔色”が重要だということ。間に入って「調整役」を果たしている。

「お姉ちゃんは、まだお金あるんだから我慢しなさい。まる子は無駄遣いするんじゃないよ」

「は~い!」ってな感じだ。

 だからシニアの皆さんは、「経済指標がいいから、株価が上がるはずだ」なんて思い込んではいけない。

 すべての決定権は「お母さん(金利)」が握っているからである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ