岩倉使節団の成否は明治新政府の今後を占う重要な鍵だった

岩倉使節団には3つの役割があった。その1は明治新国家をどのような国にしていくかの視察と諸外国に学ぶことである。その2は日本が鎖国を解いて新国家として誕生したことを知らせる。その3は安政5年に五カ国(米英露仏蘭)と結んだ不平等条約の改正の打診であった。この3つを持って欧米を回って…
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