死を前にした西郷隆盛に届いた山県有朋からの情理の書簡
![城山より鹿児島市街と桜島を望む(C)日刊ゲンダイ](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/265/142/bccc8f04dddce556f8f819443a11088720191122131712591_262_262.jpg)
西郷は敗戦を覚悟して城山に立てこもった時に、どのような心境だったのか。無論それはわからないが、いくつかのことは想像できる。例えば、いつの日か新政府に抗して立ち上がらなければならない時があっただろう、それまでは隠忍自重の日々だったのにとの思い。あるいは無念にも今は敗者の側にあって…
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