対中東政策のもくろみ外れ…勢力圏が縮小する米国はサウジ懐柔にも失敗した

中東外交の帰趨を決める上で、サウジアラビアの占める役割は極めて大きい。米国は1970年代の石油危機以降、サウジとの関係の強化に努め、米国の対中東政策の拠点としてきた。
安全保障政策では、(1)イランに対する包囲網を形成する(2)イスラエルとの友好関係を樹立させ、パレスチ…
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