わだつみ会の独善と戦没学徒の政治利用 指導者Yはファシズム的体質だった

出陣学徒の全体像を明らかにすべく原稿を書き進めてきたが、壮行会の学生代表の「答辞」をめぐる問題を記述しているうちに、その枠組みを超えて、戦後の責任問題にまで論点が外れてしまった。そうなる理由は、学生代表の「生等もとより生還を期せず」という一節があったのだから代表は死ぬべきである…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,046文字/全文1,187文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】