答辞を読んだ江橋慎四郎は「お前ら学生はたるんでいると本当によく殴られました」と
学徒出陣から50周年を迎えた平成5(1993)年に、出陣学生を代表して答辞を読んだ江橋慎四郎はやっと重い口を開いて、当時の心中などを語り始めた。私もたまたま取材に応じてもらい、4時間近くかけて詳細を聞くことができた。その頃、江橋はいくつかの新聞の記者の取材にも応じたので、出陣学…
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