著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

見せかけの「日本経済バブル状態」に踊らされて裏金事件を忘れてはいけない

公開日: 更新日:
経済好況の“演出”で目くらまし…(C)日刊ゲンダイ

 自民党の裏金事件は予想通り検察の忖度だらけになった。安倍派議員3人と会計責任者の立件で幕引きを図り、安倍派幹部5人衆はおとがめなしだ。だが、裏金が4000万円以上だと刑事責任を問われて、1000万円だと許されるのか。記載訂正で裏金を認められるのか。5年間で6億円も裏金があって、…

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