著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

林真理子日大理事長の入学式祝辞 意地悪な人たちも返す言葉がないんじゃない?

公開日: 更新日:

 6日、近畿大学の入学式に出席し、祝辞としてこんなことを述べたらしい。

「変化の激しい社会で自分の立ち位置をしっかりと把握してもらい、立派な社会人として近畿大を巣立っていただきたい」

 こうじゃない、こうじゃないのよ~。

 まず、世間を騒がせている自分の問題に、軽く触れた方がえがった。政治資金収支報告書の不記載よ。

 あたしだったらどういうかな~?

「変化の激しい社会、自分の立ち位置は大事です。しかし、時に人は流され、判断を間違うこともある。ええ、私にもありました」

 から~の、

「成人したばかりで近畿大に入学されたみなさんも、間違いを認め一から出直そうと考えている61歳の私も、今、人生のスタートラインに立っております。お互いに立派な社会人とし、再会できることを切に願います」

 で、「おめでとうございます」ってつけたらどう? しくじったくせに偉そうなとこが鼻について、ムカつくんじゃ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が