「旋風二十年」(6)ルーズベルト親電 遅延事件

ルーズベルト大統領が、昭和天皇に宛てて打った電報はいかにもアメリカの好む平和希求の表現に満ちていた。「陛下の軍隊」はほとんど一方的に南部仏印に入っていったと語り、こうした行動で、フィリピンや東インド諸島、マレーやタイなどの人々が極めて憂慮していると述べて、日本軍は広範囲にこうし…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,093文字/全文1,234文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】