「旋風二十年」(8)東條英機はいかに権力維持を図ったのか
「旋風二十年」という戦後初のベストセラーは、戦争の責任が誰にあるのか、あるいはどういった組織機構に問題があったのか、さらには国民の知らない事実などを明確に書いて読者(国民)を驚かせている。戦後80年を迎えようとする今、この書はこの80年の昭和前期批判の教科書のような役目を果たした…
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