膨張するカウンターに萎縮し大好きな選挙が苦行に…渋谷のマイク納めは中止
しかし、増山は除名された同僚の岸口実県議や、同じく離党勧告処分された白井孝明県議と新会派「躍動の会」を結成。N国党から参院選に立つ可能性は今のところ見えない。
街頭に立てば罵声を浴び、勝負の参院選に暗雲が立ち込める。立花のテンションは下がるばかりだ。億単位の政党交付金を手に入れるためには、参院選で政党要件となる「得票率2%以上」のクリアが絶対条件だが、見通しは全く立たない。
この先は「2馬力選挙」を宣言した大阪・岸和田市長選(30日告示、4月6日投開票)が控えるが、今になって「立候補しないかもしれない」と変節し始めた。カウンターが集まり、罵声を浴びると得票が伸びないからだ。続く伊丹市長選(4月6日告示、13日投開票)にも出馬表明したが、党員を立てると言い出すようになった。つまるところ、カウンターのヤジに負け、大好きな選挙に出るのが嫌になってしまったようだ。14日は財務省解体デモの現場で男に襲われ、告知していたマイク納めは中止になった。
立花はこの選挙戦でも、自殺した兵庫県の元西播磨県民局長や竹内英明前県議を誹謗中傷し続け、遺族を苦しめている。警察が立花を野放しにしたことが被害を拡大させているといえるが、頼りない捜査当局に代わって立ち上がった市民の力により、反社会的カルト集団の勢いは失われつつある。