石破自民「トランプ関税」延期でも安堵できず…猶予明けに待ち受ける“参院選地獄”
過去30年、日本のコメ輸入量は年間77万トンに設定され、さらに主食用は年10万トンの枠を設けている。これらの措置は、トランプ政権が問題視する非関税障壁となり得る。
「米国の要求通り、市場開放でコメなどの農産品を差し出せば確実に農業票を失う。かといって農業の生産者を守れば輸出産業など毎年、献金を提供する幅広い企業が24%の高関税で打撃を受けることになり、黙っていません。どちらに転んでも参院選は地獄です」(自民党関係者)
党内では参院選リスクを避けるため、「さらなる延期を懇願するしかない」との声も上がっているという。石破自民のわがままに付き合うほど、トランプ氏はお人よしではない。