「直ドラ」練習はスイング完成度を高める
先週のヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズはパトリック・リードがプレーオフ1ホール目でジミー・ウォーカーを破り、今季ツアー初優勝(ツアー通算4勝目)を飾った。
最終日、首位タイ発進の松山英樹はスコアを3つ伸ばしながらも、通算20アンダーの3位タイで終わった。わずか1ストローク及ばずプレーオフ進出を逃したが、これからの活躍を大いに予感させてくれた。
米ツアーを見ていると、どの選手も迫力満点のショットを見せてくれるが、パワーにものをいわせてボールを打っているわけではない。ヘッドの入り方、すなわち入射角が安定しているので、風が強いハワイでもショットが乱れないのだ。この点は我々アマチュアも大いに見習うべきポイントだ。
では、どんな練習をすればヘッドの入射角が安定するのか?
お勧めしたいのはドライバーの直打ち(直ドラ)だ。アイアンを打つ時のようにマットの上にボールを置いたら、それをドライバーで打つ。ティーアップしていないわけだから、ボールは高く上がらなくて構わない。フェースの下半分でとらえ、低いライナー弾道を打つつもりでスイングしてみてほしい。