世界選手権V13誓った吉田沙保里 練習量減で集中力アップ
レスリング界の女王・吉田沙保里(32)が9月の世界選手権(米国・ラスベガス)での13連覇を誓った。
8日に初の自叙伝の出版を記念して都内書店でサイン会を行い「今年は大事な年。まずは9月の世界選手権で結果を残して(3位以内)、リオ五輪の出場権を掴みたい」と話した。
「霊長類最強の女」の異名を持つ吉田も、リオ五輪では33歳。ベテランらしくスロー調整を取り入れており、最近では練習量がメッキリ減ったそうだ。
全日本女子の栄和人強化委員長によれば「学生と同じメニューをこなしていた以前とは違って、今は好きな時間に来て短時間集中でやっている。ものすごい集中力を発揮している」という。
レスリングも調整法も円熟味を増してきたか。