【新連載】あくまで本人の意思を尊重。卒業生が覚悟を持って決めた進路を力いっぱい応援していく
日刊ゲンダイの読者の皆さま! いかがお過ごしでしょうか? 初めてお目にかかったのが、2015年の箱根駅伝で初優勝を成し遂げ、その年に開始した連載「選手を踊らせる秘訣」でした。あれから10年──。青学大は8回の箱根駅伝優勝を数え、16年度には出雲駅伝、全日本大学駅伝も制して「大学駅伝3冠」を達成したことで「原晋」の名前も広く知られるようになり、メディアを通じていろいろ発信させていただいています。時に「チャラい」と言われますが、これからも日本独自の駅伝とマラソンを盛り上げ、主に「陸上界の未来のために良かれと思うこと」についてモノ申していきたいと思っています。月に1度、原晋の「熱き思い」にお付き合いくださいませ。
まずは2月24日の「大阪マラソン」から──。
青学大新4年生で主将を務める黒田朝日が、初マラソンに挑戦して2時間6分5秒の記録で6位に食い込みました。同2日の「別府大分毎日マラソン」で黒田の1学年先輩で3月卒業の若林宏樹が樹立した「日本学生マラソン新記録」を2秒更新する好タイムでした。
駅伝で、フルマラソンで奮闘する教え子たちを心から誇りに思います。