ショートパットが苦手ならボール2個打ちで集中力を高めろ
米PGAツアー「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は、通算9アンダーの首位で並んだ4選手によるプレーオフの末、ジェイソン・デイ(豪)が勝ち抜いて今シーズン初勝利、米ツアー通算3勝目を挙げた。
前週に予選落ちしたタイガー・ウッズは、過去7勝と相性のいい会場にもかかわらず、体調不良で初日に途中棄権。前途多難な状態が続いていると思ったら、そのままツアー離脱を宣言。早期の復帰が望まれる。
さて、プレーオフを制したデイはパワーヒッターで、ドライバーの飛距離はトップクラス。プレーぶりを見ているとパワーに圧倒されるが、飛ばすだけでは勝てない。勝っている時は、勝負どころのパットは確実に決めてくる。
特にショートパットは方向性に乱れがなく、ボールはカップに吸い込まれるように転がる。
では、どんなストロークを心がければ、ショートパットの方向性が良くなるのか?
パットはメンタルの要素が大きいが、プレッシャーがかかっていても、インパクトでフェースの向きが狂わなければボールは狙い通り転がる。まずはこれを理解すること。