リーグ低迷続くミラン 先にクビになるは本田か指揮官か?
日本代表MF本田圭佑(29)が所属するイタリア・セリエAのミランがドタバタしている。
13日の第16節。相手は昇格組で6分け9敗と勝ち星なしのベローナ。最下位(20位)に沈むチームをホームに迎えながら、ミランは試合を通してパッとしなかった。
1―0で迎えた後半12分。MFデ・ヨングが相手選手をPA内で倒して一発レッド。PKを決められて1―1となり、そのままタイムアップ。格下相手の凡戦に地元サポーターが荒れ狂い、スタジアムは不穏な空気に包まれた。
第15節はブービー19位のカルピと対戦してスコアレスドロー。2連勝して勝ち点6を積み上げるチャンスなのに「勝ち点2」。同じミラノ市を本拠とするライバル・インテルが首位(11勝3分け2敗・勝ち点36)をキープ。ミランは7位(7勝4分け5敗・勝ち点25)に停滞していることもあって、チーム内から「今夏に就任したミハイロビッチ監督の無為無策ぶりが問題になり、年内中に放逐される可能性が出てきた」という声が聞こえてくるようになった。