著者のコラム一覧
田崎健太ノンフィクション作家

1968年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。早大卒業後、小学館入社。「週刊ポスト」編集部などを経て、99年末に退社。著書に「W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇 」(新潮文庫)、「偶然完全 勝新太郎伝」(講談社+α文庫)、「真説・長州力 1951-2018」(集英社文庫)、「電通とFIFA」(光文社新書)、「真説・佐山サトル」(集英社インターナショナル)、「ドラガイ」(カンゼン)、「全身芸人」(太田出版)など多数。

<3>タジマとはジョークを言い合える仲だったが…

公開日: 更新日:
ジーコと鈴木通訳(C)日刊ゲンダイ

 ジーコがFIFA(国際サッカー連盟)の会長選挙に立候補を表明したのは、汚職体質にどっぷりハマってしまった組織を変えられるのは「しがらみのない人間だけ」と考えたからである。

「そもそも30人にも満たないFIFA理事が、W杯の開催地を決めるなんておかしな話だよ。そうは思わない… 

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