宮里優作23位が最高…全米OPで露呈した「日本人の限界」
【全米オープン】
「要所要所で日本でやっていたことが通用することがわかった」
日本人トップの通算7オーバー23位に終わった宮里優作(36)がホールアウト後にこう胸を張ったが、果たしてそうか。
スコアを3つ落として迎えた14番パー4で、2打目をカップに放り込み、連日のチップインイーグルだったが、見せ場はこれだけ。直後の15番は左ラフに曲げ、16番では60センチのパーパットを外して連続ボギー。終わってみれば1イーグル、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーと4つもスコアを落とした。
通算12オーバー51位の谷原秀人(37)にしても似たり寄ったり。「なかなかアンダーで回らせてもらえなかった。すべてに関してタフだった」とお手上げ状態だった。
2010年以来、2度目の出場で予選落ちした池田勇太(30)が「難しいコースに対応できなかった。課題はたくさんある」といえば、10回目の出場で8度の予選落ちとなった谷口徹(48)は「キャリーでグリーンを狙うゴルフをやっていなかったので、戸惑いがあった」と、日本人プロは泣き言ばかり。