“飛ばし屋”ジョンソンがメジャー初Vで昨年の雪辱果たす

公開日: 更新日:

【全米オープン 最終日】

 初日サスペンデッドから大会日程が大幅に狂った今年の全米オープン。 最終日は第3ラウンドの残りを消化して単独トップに立ったシェーン・ローリー(29=アイルランド)が通算7アンダー。そして昨年大会の最終18番パー5でまさかの3パットで初優勝を逃し、雪辱狙うダスティン・ジョンソン(31=米国)が通算3アンダー2位タイ発進と、その差は4打もあった。

 アウト9ホールの2人は対照的だった。

 最終組ローリーの1組前でプレーしたジョンソンは圧倒的な飛距離を武器にギャラリーを味方につけて勢いがあった。出だし1番は下り傾斜とはいえ378ヤードも飛ばした。そして飛ばし屋にはワンオン可能な2番パー4(320ヤード)でドライバーショットをグリーンそばまで運ぶと、楽々と1つ目のバーディー。その後は危なげないパーセーブを続け、9番で2メートルのバーディーパットを入れて通算5アンダー。

 一方、ローリーは早朝に4ホールプレーした疲れや、メジャータイトルの重圧から2番、5番、9番をボギーにして通算4アンダーまで落とし、前半が終わって首位の座が入れ替わった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動