解任必至から一転 ハリル監督のクビつないだ“盟友”の退任
ハリル監督安泰をプッシュしたのが、欧州に出向いてハリル監督と交渉を続け、契約にこぎ着けた日本サッカー協会技術委員の霜田正浩氏(49)の辞任(11月18日に表明)だ。
「ハリル監督が最も信頼している霜田氏がいなくなって『ハリルの立場が微妙になった』と話す関係者もいたが、そうではない。霜田さんが辞任したのは『日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)、技術委員のトップである西野朗委員長(61)とハリルの3人が“霜田抜き”で良好な人間関係を築き上げた方が代表チームにプラス』と判断したから。田嶋会長に西野委員長、もちろんハリル監督にも真意を伝え、了解を得た上で辞任した」(協会関係者)
あくまで「負けない」が前提だが――。ハリル体制は、ロシアW杯本大会まで続いていく。