阪神が密かに狙う“右の大砲”李大浩 福留一塁拒否で現実味
阪神の外野は、FAで取った糸井が中堅、新人王の高山は左翼で決まり。新キャプテンの福留も右翼に固定すれば江越、中谷、緒方たちが使えない。
「だから金本監督は一塁転向を福留に持ちかけたが断られた。とはいえ、4月で40歳になる福留はフルシーズン働くのは無理。慣れている外野で若手との併用を考えている。一塁は新助っ人のキャンベルや打撃のいい原口の名前も挙がっているが、セはパに比べて投手のレベルが落ちる。李なら30本塁打、100打点はいける。李をフルシーズン使えば選手起用の選択肢は限られるが、巨人が異常ともいえる大型補強をした。阪神もさらなる攻撃陣のテコ入れが必要です」(前出の関係者)
阪神は金本監督がGMを兼ねているといっても過言ではない。幸いなことに李はまだフリーの状態だ。獲得のチャンスを逃す手はない。