全米プロ15位タイ発進 松山英樹メジャーV“適齢期”は今か
【全米プロゴルフ選手権 初日】
前週のWGCブリヂストン招待で今季3勝目(米通算5勝)を挙げて、フェデックスポイントランキング、賞金ランキングとも首位に躍り出た松山英樹(25)。今大会は優勝候補ナンバーワンに挙げられて、初日は6バーディー、5ボギーの70で回り、1アンダー15位タイにつけた。
前週の勢いのまま2週連続優勝でメジャータイトルを、と熱い視線を送るファンは多いが、メジャーとなれば誰もが手にしたいタイトルだけに簡単にはいかない。
現在、世界ランク(WR)30位までにメジャータイトルホルダーは13人。そのデータを見ると、平均29試合目に初優勝を遂げている。
WR1位のダスティン・ジョンソンが昨年の全米オープンで勝ったのもちょうど29試合目(プロ10年目)だった。ちなみに今年のマスターズに勝った同5位のセルヒオ・ガルシアは74試合目(19年目)と遅咲き。
また同17位アダム・スコットが48試合目(14年目)、同30位フィル・ミケルソン47試合目(15年目)、同8位ヘンリック・ステンソンが42試合目(18年目)とメジャー勝利まで時間がかかっている。